日韓関係の再構築のための三つの視点 ―フローの韓国・ストックの日本―

日韓関係の再構築のための三つの視点 ―フローの韓国・ストックの日本―

2020年3月18日

はじめに

 私は2年前に『フローの韓国 ストックの日本』(2018年8月,韓国語版)という本を,韓国経済新聞社から出版した。ちょうどこの本を出したころから,日韓関係が急激に悪化した。そのような日韓関係を憂慮する同新聞社としては,この本の内容が関係改善に向けて資するものだと感じたようで,翌年夏ごろから新聞広告を出して紹介し始めた。内容をうまく要約した新聞広告を紹介すると次の通りである(一部添削)。

韓国と日本,何がどのように違うのか?
日本を正しく知ってこそ葛藤(誤解)が解かれる。葛藤を解く三つの視点は,
「広く・浅く vs. 深く・狭く」,「デジタル vs. アナログ」,「フロー vs. ストック」。
 フローという属性を持つ韓国は,悪い面もすぐに変えるが,良い面もよく変えてしまう傾向がある。一方日本は,ストックという属性によって良い面を蓄積してきた半面,悪しき面もそのまま保ちやすい社会である。フローはダイナミックで躍動的ではあるが,不安定さを内包している。ストックは,落ち着いた安定感はあるものの迅速な対応ができないという弊害がある。フローとストックのどっちかだけを強調するならば,不均衡が深まる恐れがある。

 そこで以下では,日韓の特徴の違いの柱となる三つを取り上げ整理する。その三つの特徴の良いところを生かしつつ,両国は今後どのような方向に進むべきか,を考えてみたい。

 

1.フローの韓国とストックの日本

1)日韓の地政学的な位置関係の差
 考えの前提として,日本と韓国は同じ東アジアに位置する国として,文化圏が似ているわけだが,その違いもよく理解しておくことが重要である。
 哲学者・和辻哲郎(1889~1960年)の『風土』という著書がある。そこで和辻は,人は生活する風土を離れて存在することができず,地政学的な位置関係が人々の考え方や生き方に大きな影響を与えることを述べている。この風土論の観点から言えば,日本と韓国は隣の国ではあるものの,地政学的な違いがあることは明らかで,その点を押さえておく必要がある。
 韓国(朝鮮半島)は,ユーラシア大陸の東端に位置し,海を挟んでその東に日本がある。文化・文物は歴史的に中国大陸の方から東漸してきたので,まず朝鮮半島に入り,韓国はそれを受け入れてきた。それから朝鮮半島を経由して日本に多くの文化・文物が流入してきた。地政学的に日本の東側は広大な太平洋という海となっており,文化の流れは日本でとどまることになる。
 近代以前は大陸の文化・文物が東(日本)に流れたが,近代になってからは逆に日本から西洋文明が韓国に入り,大陸へと流れていった。このように韓国には,大陸文化と海洋文化が常に行き来してきた。その行き来する特徴を「フロー(流れ)」として捉えることができよう。一方,日本は近世に至るまで,基本的に大陸から流れてきた文化・文物が蓄積されてきた。その蓄積する特徴を「ストック(積もり)」として捉えることができよう。
 ここで重要なことは,こうした特徴はそれぞれの地政学的・歴史的事実であって,良し悪しで判断するものではないことである。つまり相手国の悪い面の揚げ足を取って,それを批判してばかりいると,昨今のような「反韓」「嫌韓」「反日」の論調がこびりつく感情論の激突になってしまう。
 こうした感情論の背後には,排他的なナショナリズムが付きまといやすい。例えば,相手国を批判し貶めながら,自国の方が優秀だという自己陶酔や国粋主義的感情に陥ることが挙げられよう。感情論に基づく議論は生産的でもないし,消耗戦になるだけである。そうした排他的な立場に与することを控えないと,まともな話し合いは出来なくなる。

2)フローとストックの特徴の違い
 まず,韓国はフロー(flow)の特徴,日本はストック(stock)の 特徴が目立つ。フローとストックの違いについて,ノーベル賞受賞の例に絡んで説明してみよう。
 ノーベル賞受賞者の数を見ると,韓国は平和賞受賞者が一人(金大中大統領)のみだが,日本は(外国籍の日本人も含めると)30人に上る。日本は蓄積することが得意な国であり,知識や技術を長年にわたって蓄積してきた。その結果が,多くのノーベル賞受賞につながったと言える。日本人の受賞者が特に多い分野のは,蓄積技術がより功を奏する物理,化学,生理・医学のような理系科学の分野である。
 その反面,韓国はフローという流れの属性を持ち,変化への反応は速いが知識や技術の蓄積が多くなく,特定分野の蓄積された功績が称えられるノーベル賞受賞者も少ない。産業面からすると,韓国は素材・機械・装備などの蓄積技術産業よりも,半導体やスマートフォンなどの世界シェア拡大に力を発揮している。つまり,韓国は蓄積や源泉技術の長期的確保よりも,基礎科学や技術をうまく活用するに長けており,その特徴を活かし経済発展につなげて来た。
 注意すべきは,蓄積あるいはストックという特徴が,いつも良いとは限らないことだ。日本は蓄積(ストック)という属性に縛られやすいだけに,変化の激しい現代社会への迅速な対応には苦手なところがある。なお日本では良い面での蓄積だけではなく,悪い面の蓄積もあるわけだ。例えば,国債残高が膨大に膨らむことや,他国に比べ繫文縟礼が多く残っていることなどが挙げられよう。その辺は自己省察も兼ね改めていく必要があろう。
 同じく,流れの属性あるいはフローの特徴が,いつも良いとも限らない。韓国は,何事にもスピード感があって,悪いことが起きるとすぐに直したり改めたりするが,良いことまでもしばしば崩してしまったりする。また一度決まったことであっても,状況が変われば再度変えたりすることも多々ある。韓国人のこのような特性を,よく理解しておく必要があろう。

 

2.デジタルの韓国とアナログの日本

1)デジタルとアナログの特徴
 次に,韓国はデジタルの特性,日本はアナログの特性が目立つことだ。デジタルとアナログの特徴の違いを浮き彫りにしよう。デジタルはスピード感が速いが断続的であり,アナログはスピード感が遅いが連続的である。フローの韓国はデジタルに相性が良く,ストックの日本はアナログに相性が良いと言えよう。
 デジタルとアナログのスピード感を数列を用いて表してみよう。デジタルのスピード感は,1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, ……のように,幾何級数的に増えていくイメージである。それに対し,アナログのスピード感は,1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, ……のように,自然数(算術級数)的に着実に増えていくイメージである。デジタルであれアナログであれ,それぞれの事柄の特徴であって,それを善悪で判断すべきことではない。
 デジタルがアナログよりもスピード感があるとは言え,「デジタルの窮極はアナログ」,という一見矛盾したような関係も導くことができる。それを示すため,デジタルの液晶画面の仕組みを取り上げ,デジタルとアナログの結び付きについて考えてみよう。
 液晶画面は「画素」という小さい四角の集合体で構成されている。画素数が少なく枡目が粗い場合は,液晶画面に表現される図や文字の曲線部分は,ぎざぎざした形になる。画素数が多く枡目が細かくなるにつれ,画素をもって画面に表そうとする曲線のぎざぎざな部分も,より滑らかな形として表現されていくようになる。
 ぎざぎざのデジタル曲線に対し,アナログ曲線は最初から滑らかである。つまり,デジタルのぎざぎざな形を突き詰めていくと,窮極的にはぎざぎざのないアナログの滑らかな線にたどり着く。このようなデジタルとアナログの関係は,「デジタルの窮極はアナログ」と表現できよう。
 日本人は,人情味溢れる視覚的表現が得意である。日本のアニメは視覚的表現の代表格であろう。アニメだけではない。公共空間にある緑色の非常口のマークや車いすのマークなどの視覚記号は,「ピクトグラム(pictogram)」と呼ばれる。ピクトグラムは1964年の東京オリンピック開催時に,外国語が通じにくい状況の中で,外国人に意思疎通を図るために,日本人が開発したのが始まりとされている。これはアナログ表現の良い例と言える。デジタルの世界においても,日本人は視覚的にアピール感の強い絵文字を開発した。
  視覚的表現は日本が得意とは言え,スピード感のあるデジタル環境は韓国の方が先を進んでいる。両国のそのような特徴の差は,産業面の展開においても現われる。

2)産業面における日韓の差
 デジタルとアナログの特徴を産業面に応用し考えてみよう。日本は蓄積技術が生かされる産業,すなわち,素材・部品・機械・装備などの「ものづくり」の分野で比較優位を持つ。それは「匠の精神」や長い伝統を受け継ぐ会社が多いことにも表れている。技術や伝統の蓄積型の分野に,日本は強みを持つわけだ。
 一方,韓国では「早く早く(パリパリ)」という言葉が象徴するように,変わり身が早く,一つの分野に長くこだわることはあまり得意ではない。その身軽さ,速さは,まさにデジタルの世界に通じるものだ。このような韓国のデジタル属性と対比して言えば,日本は着実に一つ一つ進むアナログ感性に馴染む,という情緒である。
 デジタルの韓国とアナログの日本という特徴から言えることは,日韓にはそれぞれの特徴に適した産業が展開されやすい点だ。例えば,半導体や情報通信技術(ICT)は韓国企業の方が進んでいるが,それを作るための素材や工作機械については,日本企業の方が韓国よりも優れている。
 日本の製造業またはものづくりが,世界的に信頼性の高いことは誇るべきことではあるが,伝統産業やモノづくりにこだわりすぎると,時代の変化に取り残される恐れがある。半導体やICT分野で,日本企業が初期では世界をリードしていたものの,今や韓国や中国の企業に追い抜かれてしまった。急速な変化になかなか対応が追い付かず内向きに進むことは,自嘲的に「ガラパゴス化」と言われたりする。
 昨年8月日本政府は輸出貿易管理という理由で,核心素材3品目を対象に韓国への輸出制限をかけるとともに,ホワイト国(輸出管理での優遇対象国)のリストから外した。それに対処するため,半導体製造に不可欠な材料だが日本からの輸入困難な幾つかの品目に対し,韓国政府はリスク管理の観点から国産化に力を入れたり,日本以外から調達先を探したりした。韓国が国産化への道に進むとしても,長い期間にわたる安定的な供給は,日本企業が担うことが国際分業の観点からは効率が良い。
 国際貿易の基本原則は,得意な分野をそれぞれ担い交易を行うことだ。国際分業は各国の伝統や特色を生かして形成されてきた面もあるわけで,それゆえに分業がうまくいくことになる。政治的な理由から経済の国際分業を破る措置は望ましいとは言えない。

 

3.「広く・浅く」の韓国人と「狭く・深く」の日本人

 韓国人は,一つのことに長くこだわらず,ある程度興味を示してからは次のことへと関心が移っていく傾向がある。一つのことに長く居座らず多くの分野に関心を示すことは,「広く・浅く」という特徴として捉えられよう。
 半島国家として韓国は,周囲の国々から幾多攻められた歴史を持つ。そのような地政学的位置や歴史を持する韓国民族であるだけに,落ち着いて一つのことに集中して取り組み難かったところがある。「広く・浅く」という特徴は,あちらこちらを行き来するフローの属性とも脈が通じる。
 日本では,多様な分野に係る八方美人型よりも,一つの得意分野に根気良く携わる「石の上でも三年」型に引かれる。そのような日本人の性質を表す言葉として「一生懸命」が挙げられよう。この言葉は,もともと「一所懸命」と書いたとされ,「一つのところ(所)に命を懸ける」という意味であった。つまり日本人は,物事に対して「狭く・深く」関わるところがある。一つのことをどんどん深く突き詰めていくので,その分野に長け,さらに業績を上げていき,世界的に評価される人も少なくない。
 ある特定の物事にこだわり他の物事に関与しない人が,いわゆる「オタク」であり,この言葉も「狭く・深く」と相通じる。特定の分野だけに没頭する仕事人は,ある面で「オタク」色が濃いと言えるだろう。他の国に比べ,日本はオタク気質が強いわけだ。そのオタク気質が横のつながりと上手く合わさると,大きな力を発揮できることになるが,タテ社会の日本は横のつながりがスムーズにいかないときもしばしばある。

 

4.新しい関係をどう構築するか

 これまで述べてきたことを踏まえ,互いに違う特徴を帯びる日本と韓国が,どのように望ましい関係を築いていくべきかについて考えてみたい。

1)フローとストックの良い感性の兼備
 日本のストック(蓄積)という特徴において,長い期間にわたって技術や伝統が積み重なる点は良いことと言える。ところが,それが悪い面として現れた現象が,今日の日本を覆っている「閉塞感」である。閉塞感が漂い続くと前へ進むことが難しくなるため,そこからの脱出が望まれる。
 日本はどうしたら「閉塞感」からの脱出ができるだろうか。一つの方法として,韓国のフローというダイナミズムを活用することが考えられよう。つまり,閉塞感を打破するための一つの有効的なアイディアは,フローのダイナミズムの感性を取り入れることであろう。逆もしかりで,韓国は日本のストックの良い属性と言える安定感を取り入れることが,より成熟した社会の形成につながる。
  昨今の日韓関係においては,互いにあれこれと批判したりして来たことも多々あった。悪批評や非難合戦になってしまうと,感情論でのカタルシスは得られるかも知れないが,実益の面では何の役にも立たない。反韓,嫌韓,反日を排他的に叫ぶだけでは,生産的なこと(メリット)は生まれない。それよりは,ストックの安定性とフローの柔軟性を兼備するよう取り組み,自分や自国の発展に繋げるという発想が求められる。

2)デジタルとアナログの調和
 デジタルとアナログの調和も,自分の生き方や自国の発展に重要な要素である。この点も相互の弱点を補うねらいがある。韓国はデジタル分野に強みを見せるが,その足元の基盤産業の分野は日本の技術に負うところが大きい。日韓間の国際分業では,両国の企業が互いの比較優位を生かし合うことが肝心である。
 経済産業面において日本と韓国は,既に国際分業の構造ができあがっているところも少なくない。韓国は,日本の部品や素材を輸入して製品化し,海外に輸出しながら貿易立国として利益を上げ,経済を発展させてきたことも事実である。そのような貿易構造であったこともあり,これまで日韓貿易は韓国側の対日赤字続きである。それはある種両国の国際分業を示す裏付けでもある。
 日本は韓国に比べ,製造業・中小企業の裾野が広い。その反面,韓国は市場開拓やマーケティング能力が優れるが,安定性に欠けるというリスクがある。両国の企業がタッグを組んで不足なところを補い合えば,製品開発や市場開拓に強みを生み出し,国際競争力においても大きな力が発揮できる。
 今までも韓国企業と日本企業とのネットワークが形成されてきた。サムスンはその創業者が日本から半導体の技術を学び発展させて,今や日本のメーカーを追い抜き世界的な企業となった。日本の素材・部品・機械産業は,サムスンが大手の取引先となっている。密な相互依存関係と言えよう。昨年夏以降,日本は韓国に対して輸出管理規制を講じたわけだが,そのことによる経済的メリットは,両国にほとんどなかったと言えよう。

3)「浅く・深く」の追求
 韓国人の「広く・浅く」と日本人の「狭く・深く」の弱点を打破し,両国民が目指すところは,「広く・深く」の教養人である。ある人は「広く・深く」を目指すことが不可能というかも知れないが,たやすく言い捨てる事柄ではない。日本人は韓国人の「広く」の特徴を受け入れ,韓国人は日本人の「深く」の特徴を受け入れ,真の交流を通して,自分の不足な部分を補うことが大事であろう。
 最近私は,夏目漱石の作品を改めて読み直しているところだ。それを読みながら思うことは,漱石の書物が100年以上も前の著作でありながら,今の我々にも示唆に富む内容が多いことだ。もったいないと思われるのは,その作品からのメッセージが,あまり活かされていないのではないかという点である。私のゼミ生たちに聞いても,大半は漱石の作品を読んでいない。
 漱石はその作品の中で,「一つのことに集中してやるのは良いが,それだけではバランスに欠けてしまう」という趣旨のことを述べている。ゆえにそのバランスを取るためには,真の経験をすること,もし真の経験が難しい場合には,まともな読書を通じて思考範囲を広げることが薦められている。漱石の言葉をそのまま借りると,「真は深くもなり,広くもなり得る理想であります」とある(『文芸の哲学的基礎』)。
 漱石の言う「真実に基づいてやれば広くも深くもなり得る」ことが,どこまで可能かを言い切るのは難しい。にもかかわらず目指すところは,「広く・深く」の教養人の域であろう。その域が実現できれば,物質面や精神面の豊かさにつながるだろう。

 

終わりに

 上述した三つの視点を日韓それぞれに分けて述べると,日本は「ストック,アナログ,狭く・深く」という特徴,韓国は「フロー,デジタル,広く・薄く」という特徴が浮き彫りになる。それぞれの特徴に長短があることを念頭に入れたとき,日韓は何をどう目指すべきだろうか。
 答えは三つの視点の接点を探ることであろう。要するに,フロー感性とストック感性の兼備,デジタルとアナログの調和,「広く・深く」の追求である。
 国レベルでより具体的に言うと,日韓相互が取るべき戦略は,上記の答えを踏まえた「戦略的協調関係」の模索であろう。それは両国にウィン・ウィンの結果を来す余地が大きいと言える。日韓の感情的な対立は,互いに補完し合える機会を失わせ,「ルーズ・ルーズ(Lose-Lose(負け負け))」になりかねない。感情的対立による歪みや排他性は,相手だけでなく自分の心も蝕む。

(本稿は2020年1月22日に行ったインタビュー内容をまとめたものである。)

政策オピニオン
鞠重鎬 横浜市立大学教授
著者プロフィール
韓国・忠清南道生まれ。1993年高麗大学大学院経済研究科修了,96年一橋大学大学院経済学研究科修了。両大学で経済学博士号取得。韓国租税財政研究院研究委員を経て,99年横浜市立大学准教授として赴任。現在,同大学国際商学部教授,慶應義塾大学特別招聘教授も兼務。この間,カリフォルニア大学バークレ校訪問教授,ソウル大学客員研究員も務めた。専門は,財政学,経済政策,日韓経済。主な著書に『韓国地方税論』,『ひさごの中の日本』,『フローの韓国,ストックの日本』(以上韓国語版),『韓国の地方税-日本との比較の視点-』,『韓国の財政と地方財政』,共著に『現代韓国を知るための60章』など多数。

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