平和外交・安全保障 国際情勢マンスリーレポート

欧州のアジア接近とG7サミット —反中包囲網の虚実

ロシアのウクライナ侵攻を契機に、欧米では対ロシアのみならず、中国に対しても警戒感を強めているが、独仏など国によって温度差がみられる。それを称して最近、「デリスキング」(危険低減)と言われている。広島サミットの成果を踏まえ、今後の日本外交はどうあるべきか。
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持続可能な地域社会づくり 政策オピニオン

人口減少時代における地方創生 ―人口動向からみる日本の現状―

佐々井 司 福井県立大学 地域経済研究所 教授
日本は人口減少時代に突入している。2015年度から2019年度までの5年間、地方創生戦略が推進された。その間人口移動の面で地方創生が実現したのかを検証するとともに、近年の人口動向の変化を踏まえ、今後の人口減少対策を含めた地方創生を考えるうえでの材料を提供する。
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グローバルイシュー・平和構築 政策オピニオン

キリスト教の多様性、国民国家、「世俗化」、中規模戦争の継続

加藤 隆 神学博士・千葉大学名誉教授
熾烈な「宗教戦争」を避ける上で、多様性を前提とした「国民国家」の形成はきわめて有効であった。他方で、世俗的な権威がかつての宗教のような強力な支配力を行使する「世俗的権威の宗教化」ともいうべき事態も生じている。
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