SDGs教育の事例を共有するプラットフォームの仕組みをつくる

学校教育現場においては、SDGs教育に取り組んでいる学校とそうでない学校との格差がみられる。SDGsを学校で教育する意義や効果などをより多くの教職員に発信し、既存の成功事例とそのノウハウを共有するプラットフォームなどの仕組み作りが必要である。ユネスコスクールの枠組みを超えてSDGs教育を推進するためにも、文科省が主導して事例共有のためのプラットフォームを作るべきである。

現在、文科省ホームページに「教育現場におけるSDGsの達成に資する取組 好事例集」が掲載されているが、取り上げられている事例数も少なく、改善の余地がある。トップダウンの仕組みづくりとボトムアップの実践共有が併せて行われることで、学校教育現場にSDGs教育を普及させることが期待できる