家庭や地域社会と連携し、「持続可能な社会の創り手」を育成する

新学習指導要領に記載された「持続可能な社会の創り手」の育成には、学校教育だけでなく、その前提となる家庭での教育や地域社会との関わりも必要である。それらが各々の役割を果たしながら「持続可能な社会の創り手」が育成される。

ESDの根幹には、「人格の発達や、自律心、判断力、責任感などの人間性を育むこと」および「他者との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、『関わり』、『つながり』を尊重できる個人を育むこと」という2つの観点があるが、これらも学校教育のみで育まれるものではなく、家庭や地域社会における教育というアプローチが必要不可欠である。