日米韓同盟をベースとして、北東アジアと東アジア地域協力の枠組みを整備する

「日米韓戦略対話メカニズム」(トライアングル2+2+2)が創設され、日米韓首脳会談の定例化や常設機構創設などの機能強化が図られた段階で、日米韓同盟の枠組みをベースとして、北東アジア地域協力のための枠組み作りが可能となる。

将来的には、同枠組みとASEAN、SAARC(南アジア地域協力連合)、EUなど、他の地域協力機構との連携を図り、地域主義ネットワークの構築へと繋げていくことが望ましい。さらには、台湾を加えた東アジア地域協力の枠組み整備も検討すべきである。