戦略的パートナーシップの構築を進めるための枠組みとして存在する2+2(外務・防衛閣僚協議)は、日米間の日米安全保障協議委員会(SCC)以外にも、日豪、日英、日仏、さらに日本とインドネシアの間で立ち上げられている。この2+2の枠組みによる協議を通して、各国との間では物品役務相互提供協定(ACSA)や防衛装備品技術移転協定の締結、共同訓練枠組みなどが整備されている。
北朝鮮問題や中国への対応など、日本と韓国の間ほど政治、外交、安全保障など各分野における情報共有・意見交換が必要になっている二国間関係はない。日韓間にも早急に日韓戦略対話メカニズム(日韓2+2)を設置すべきである。
関連レポート
![「戦略的朝鮮半島政策」確立への提言 ―日米韓の連携を軸として―](https://ippjapan.org/ipp2020/wp-content/uploads/2018/07/p_policy09.png)
ippjapan.org