2014年11月18日に東京都内でウィレム・フレデリック・ヴァン・エーケレン博士(元西欧同盟事務総長、元オランダ防衛大臣)を講師に迎え、日欧有識者フォーラム「東アジアの安全保障と日欧協力の展望」を開催した。国会議員や学者など約70名が参加した。講演内容は政策オピニオン参照。
著者プロフィール
1934年生まれ。ユトレヒト大学で法律を学び、プリンストン大学で政治学を学ぶ。ユトレヒト大学で博士号を取得。ニューデリー、ロンドン、アクラ(ガーナ)の大使館、ならびにパリとブリュッセルのNATO政府代表部に勤務した後、安全保障政策局長を務める。1977年にオランダの下院議員に選ばれ、防衛長官、欧州担当相、国防大臣を歴任した。西欧同盟(Western European Union)の事務総長を1989~94年に務め、その後オランダの上院議員となる。2003年に、最終的にリスボン条約となる欧州憲法を準備した欧州代表者会議のメンバーとなる。現在、防衛と安全保障に対するヨーロッパのより大きな貢献を推進する「ユーロディフェンス」のオランダ・セクションの会長を務める。著書に、「欧州安全保障論争:1948-1998」「言葉から行動へ:続・欧州安全保障論争」などがある。