日欧有識者フォーラム開催

日欧有識者フォーラム開催

2015年2月16日
▲講演するナズィール・アーメッド卿

 2015年2月16日に東京都内でナズィール・アーメッド卿(英国・上院議員)を講師に迎え、「中東平和と日本の役割-欧州の視点から」をテーマに日欧有識者フォーラムを開催した。アーメッド卿の講演ののち、ISISの問題など混乱が増す中東情勢や日本の役割について議論が行われた。国会議員や学者など約80名が参加した。講演内容は政策オピニオン参照。

講師:ナズィール・アーメッド卿(英国・上院議員)
著者プロフィール
1957年、パキスタン・カシミール生まれ。11歳の時、家族と共に英国に移住。英国シェフィールド・ハラム大学卒業(行政学)。1990年に労働党の地方議員となり、1993年、サウス・ヨークシャー労働党議長に就任(2000年まで)。1992年に「英国イスラム議員フォーラム」を設立、同年、治安判事に就任(2000年まで)。1998年、サウス・ヨークシャー・ロザラムの男爵として上院議員に任命された。イスラム教徒として英国初の上院議員となる。英国政府の第1次イスラム聖地巡礼代表団団長を務める。人種、宗教、性の平等などに関して幅広く発言。宗教差別や強制結婚を撤廃する法制化を促進している。

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