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【情報ファイル】若者の7割は「結婚したい」、理想は「25〜29歳で」
文部科学省『21世紀出生児縦断調査』・こども家庭庁『ライフデザイン調査』より
文部科学省と厚生労働省が行っている『21世紀出生児縦断調査 第22回調査(平成13年出生児)』(2024年10月公表)によれば、若者の6〜7割が結婚の希望を持っています。
この調査は2001年(平成13年)生まれの男女、年齢が22歳になった2万1千名余りを対象に、2022年から23年にかけて行われました。

出所:文部科学省「第22回21世紀出生児縦断調査」を元に筆者
この中で、結婚についての考えを聞いたところ、男女とも「25〜29歳でしたい」が最も多いです(男性40.4%、女性51.5%)。
男性は「24歳までに(20〜24歳で)したい」が回ごとに減少し今回は3.3%、「30〜34歳」は逆に増える傾向にあり10.9%でした。「結婚はしたいが時期は考えていない」を含めると、7割近くが結婚の希望を持っています。逆に、「したくない」は5.9%でした。
女性は「24歳までに」が6.8%まで減少し、「30〜34歳で」が6.5%、「結婚はしたいが時期は考えていない」が9.7%で、7割以上が結婚の希望を持っています。「結婚はしたくない」は7.8%でした。
最初の子供を持つ時期については、男性で最も多いのは「25〜29歳で持ちたい」の26.9%で、次いで「30〜34歳で持ちたい」が22.9%、「子供は持ちたくない」は7.1%でした。女性も、やはり「25〜29歳で持ちたい」が44.3%で最も多く、次いで「30〜34歳で持ちたい」が14.9%、「子供は持ちたくない」は12.3%でした。
また、こども家庭庁が設置した「若い世代の描くライフデザインや出会いを考えるワーキンググループ」が、15〜39歳2万人を対象にウェブアンケートを2024年7月に実施しました。ライフデザインは、将来の就職や結婚、出産などを総合的に考えることで、ライフデザイン教育は自治体などが実施し、キャリアプラン、妊娠・出産、コミュニケーションの方法などを学べます。
調査によると、「結婚はしたい(『できるならしたい』を含む)」という未婚者は62.7%、「結婚したくない」は19.9%でした。理想の結婚年齢については未婚者の44.7%が「25〜29歳」と答え、特に高校生では63.6%に達しています。また、「結婚することは自然なことである」は49.5%、「子どもを持つことは自然なことである」は48.9%でした。
ライフデザインを学校の授業などで学んだことがある高校生(48.0%)や大学生(41.7%)に聞くと、結婚意向が高まり(39.6%。学んでいない人は29.4%)、理想の結婚年齢が「25歳から29歳」の割合が高くなり、自分への満足度も高まるという結果が出ています。
(『EN-ICHI FORUM』2024年11月号記事および加筆修正して掲載)
